CEOメッセージ

精密な物作りは文化であり、我々のビジネスを支えているのは人です。
挑戦の意欲と創造の過程を楽しむ。
そんな“人財”を待っています。

  • 代表取締役社長 黒田 浩史
  • 黒田 浩史HIROSHI KURODA

    代表取締役社長

    PROFILE

    東京大学教養学部卒業。スタンフォード大学経営大学院卒業。
    新日本製鐵㈱に新卒で入社。その後、日本GE㈱事業開発部長、
    日本GEマルケットメディカルシステム㈱代表取締役社長、
    GEキャピタルリーシング㈱取締役シニアバイスプレジデント を歴任。
    2009年に当社代表取締役社長に就任。

  • 会社の中長期ビジョン

    精密技術を通じて
    世界の産業高度化をサポートする

    黒田精工は創業以来、精密技術を通じて日本の産業高度化を支えてきました。
    グローバル化が進む中で、今後は新興国も含めた世界の産業高度化をサポートする会社へと変わっていく必要があります。
    中長期ビジョンでは、私たちの基幹事業である
    ・精密位置決め要素部品であるボールねじが主体の“駆動システム事業”
    ・モーターの基幹部品の生産に関わる “金型事業”
    ・工作機械や測定装置などが主体の“機工・計測システム事業”
    それぞれの分野においてグローバルニッチトップ(その分野の世界的リーダー)になることを目指しています。
    グローバルトップと言っても規模の拡大を追求し売上高でトップになることを目指すのではなく、お客様が求めている事に対してどこよりも早く応える。
    最も性能が良いモーターの実現に貢献する。
    当社ならではの加工と計測を融合した総合ソリューションを提案する。
    そのような形で、業界のリーダーとなりたいと考えています。

  • ビジョンを達成するための課題と実現したいこと

    ビジョン達成のための
    3つの課題

    ビジョンを達成するにあたっての課題は3つあります。
    1つ目が、トレンドに合わせて絶え間ない技術開発や商品開発が必要なことです。
    技術革新のスピードはどんどん早くなってきています。
    その中で、お客様のニーズにいち早く応えるには世の中の流れを読む力を持ち、世の中のニーズに合わせた技術開発、商品開発を絶え間無い努力で実現していかなければいけません。これは簡単な事ではないと思っています。
    2つ目は、グローバルな人財の獲得と育成です。
    世界の産業高度化をサポートするためにはグローバルな人財が必要不可欠です。
    これからは異文化に興味や関心を持っていて世界基準の知識や論理性を持った人財を育成していく必要があります。
    3つ目は、「ものづくり」の競争力を高めることと、技能の伝承です。
    約100年間かけて培ってきた技術の強化とそれをどうやって継承していくか。
    精密な「ものづくり」の文化は一朝一夕では実現できません。絶やしてはいけない文化を次の100年にどう残していくか。
    これら3つの課題に取り組むことがビジョン達成につながると思っています。

  • 戦略実現のために必要な人財

    Challenge&Createができる
    人財を待っています

    ビジョン実現のための鍵は、人財だと思っています。
    好奇心に富んでいて、新しいことを常に学び、成長意欲がある人財。柔軟な思考と感性を持った人財。
    そんな人が1つ目の課題を解決してくれると思っています。
    2つ目の課題であるグローバルな人財に関しては、
    語学ができればいいだけではなくグローバルな環境で適応できることが重要です。
    ここ最近プロジェクト単位でもグローバルなチームで仕事をすることが増えています。
    チームに多様性が生まれることで、今までは実現できなかったことが実現できたという事例もあります。
    異文化に寛容で多面的な物の見方ができる人財を待っています。
    3つ目の課題に対しては
    原理、原則を大事にして誠実にものづくりに取り組める人が重要です。
    黒田の社風をお付き合いのある企業の方に聞くと『真面目な会社だね』と言われることが非常に多いです。
    産業が高度化するに従って、複数の分野で専門知識を持つ必要が出てきています。どのような分野の課題に対しても、原理原則を大事にし、真面目に取り組み挑戦できる。
    そんな人財を、クロダのDNAの継承者として求めています。

  • 成長機会やそれを支える環境

    年齢、性別、国籍は関係ない。
    やる気には応えます。

    2009年に社長に就任した際に経営方針を作り人財育成を重要事項として定義しました。
    社長直属の研修センターという人を育てる専門組織、職種にかかわらず全員がものづくり道場でものづくり体験をする場、などの環境の整備はもちろんのこと、年功序列型から年齢にとらわれない人事評価制度に変更するなどを実施し就任以来人財の育成の仕組み作りにかなり力を入れて取り組んでいます。
    そのほか、若い頃から裁量権を持ち、責任を持って一つの業務を遂行するような風土も整っています。
    業務が細分化されていないからこそ、担当分野だけではなく、広い分野のことを学べる楽しさを感じていただけると思っています。
    更に、長く黒田精工で活躍していただける環境の整備もしています。
    子育て支援や在宅勤務、フレックスタイムなども制度として用意しています。
    当社は「くるみんマーク」を取得しており、子育て支援企業の認定も受けています。3年以内離職率は低く、女性の産休育休からの復職率100%、男性の育休取得者も対象者の半数以上と、働きやすさと働きがいの2つの軸で成長環境を用意しています。

  • 就職活動中の学生の皆さんへ

    就職活動は相思相愛

    実は私も黒田精工の前には違う会社に勤めていて、新卒の時には就職活動も経験しています。
    その時を思い返すと会社選びでは本当に迷いました。(笑)
    自分は何がしたいのかもはっきりと分からないまま迷いに迷った末に、会社を選んだのですがその企業を最後に選んだ理由は直感でした。
    その会社で会った人や会社の雰囲気などが自分に合っていると感じたので決めたのを覚えています。
    お互いに理解しあって就職先を決めていただくのが企業にとっても学生の皆さんにとっても幸せなことです。
    黒田精工に入社を考えていただいている方はぜひ、一度黒田精工を見に来てみてください。
    妥協せずに会社のことや、自分がフィットする風土、文化かどうかを見極めて欲しいと思っています。
    黒田精工の次の100年を作ることができるような方と一緒にお仕事ができるのを楽しみにしています。