黒田精工の事業
駆動システム事業
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ボールねじ・アクチュエーター
AI、IoTなどの技術革新を支える機械要素
ねじゲージ製造技術が基礎となり発展してきたボールねじ。ボールねじとはモータ等の回転運動を直線運動に変換する機械要素部品です。主な用途として半導体製造装置、産業用ロボット、工作機械の搬送・位置決めに使用されています。それ以外にも、医療、食品、OA、自動車、航空機など様々な分野の機器にも使用されています。また、AI、IoT、自動運転などの技術革新にともない、ボールねじの活躍領域はますます広がっています。
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ボールねじ・アクチュエーターの導入事例
医療機器 | 手術支援ロボットのアームの制御 |
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半導体関連 | 表面実装機などの部品搬送や位置決め |
自動車 | 溶接ロボットの制御 |
テレビ | 液晶パネルの貼り合わせ |
半導体製造装置 | ウェハ搬送や位置決め |
産業ロボット | ロボットアームの駆動や位置決め |
工場生産ライン | 製品の搬送や組立装置 |
スマホ・タブレット端末 | 金型の加工機など |
太陽光発電 | 太陽電池成膜装置の位置決め |
工作機械 | 位置決めや送り機構 |
検査装置 | XYステージの制御 |


KURODAはねじゲージ製造で
培った技術を用いて
ボールねじ・アクチュエーターを
製造し、
未来の自動化装置の創造に向けて積極的に取り組んでいます。
金型システム事業
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精密プレス金型
ニーズに最適な金型をオーダーメイド
金型は、同一形状の部品を大量生産するために使用する道具です。金属材料のほか、プラスチック、ゴム、ガラス、セラミックスといった幅広い材料の生産で使用されています。
金型には大きく分けて金属の板材に力を加えてものを作る金型(ダイ)と、熱を加えて柔らかくした材料や粉末状の材料を流し込んでものを作る金型(モールド)の2種類がありますが、黒田精工が提供するのはダイの一種で、プレス金型です。
金属の板材を打ち抜き積み重ねてモーターコアを作る金型とその周辺設備を、『FASTEC®システム』としてお客様へ提供しています。お客様のニーズに合う形で打抜き・積層・計測・組立といった生産工程を金型内で自動で行い、モーターコアの生産性と品質を飛躍的に向上させることができます。
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モーターコア
高効率モーターコアを提供して
便利で環境に優しい社会の実現に貢献ガソリン自動車のエンジンに代わるものとして、電気自動車、ハイブリッド自動車などを動かすために使用されるモーターの主要部品です。
この部品「モーターコア」は電磁鋼板という薄い鉄板を積み重ねて作られています。 -
モーターコアの導入事例
ハイブリッド自動車(HEV) | 駆動用モーターコア、発電用モーターコアなど |
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バッテリ式電動自動車(BEV) | 駆動用モーターコアなど |
プラグインハイブリッド自動車(PHEV) | 駆動用モーターコアなど |
エアコン | コンプレッサー用モーターコア |
冷蔵庫 | コンプレッサー用モーターコア |
洗濯機 | 洗浄、脱水用モーターコア |
掃除機 | 吸引用モーターコア |
産業ロボット | 駆動用モーターコアなど |
これらのモーターコアを
精密プレス金型で製作


KURODAは電気自動車や家電向けに
高効率モーターコアを提供することで、
便利で環境に優しい社会の実現に貢献します。
機工・計測システム事業
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ゲージ
「誤差ゼロ」への飽くなき挑戦。
KURODAの原点がここにある。1925年に日本初の専業ゲージメーカーとして創業して以来、あらゆる産業発展の礎として進化し続けてきたKURODAのゲージ技術。日本が世界に誇る品質の高いものづくりにはKURODAのゲージが必要不可欠です。このゲージ技術は、当社のキーワードである「精密技術」を支えるキーテクノロジーでもあります。
ゲージの導入事例
自動車 | エンジン部品の各種ねじや穴の精度確認 |
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半導体製造装置 | 各種ねじや穴の精度確認 |
工場生産ライン | 機械部品の各種ねじや穴の精度確認 |
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平面研削盤
進化を続けるKURODAの平面研削盤
精密金型製造のため、自社使用として開発したKURODAの平面研削盤。後に外販に踏み切るや、その高精度、高性能ゆえに、数々の信頼と実績を得てきました。研削盤へのニーズもますます多様化するなか、KURODAの平面研削盤は「より高精度に、より使い易く、より効率的に」をテーマに独自の開発を続けています。
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平面研削盤の導入事例
半導体関連 | シリコンウエハーのチャック、駆動部品の加工 |
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自動車 | ワイヤーハーネスなどの加工 |
カメラ | 筐体やレンズなどの加工 |
産業ロボット | アーム部分などの加工 |
工場生産ライン | 機械部品のリニアガイドなどの加工 |
モバイル端末(スマホ) | コネクタなどの加工 |
半導体製造装置 | ウエハーのチャックや駆動部の精密部品などの加工 |
家電(エアコン) | コネクタなどの加工 |
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ハイドロリックツール
クランプ精度「0」への限りない追及
油圧を利用して円筒形状のワーク(加工対象となる材料や部品)を精度良く掴むことができる治具です。
お客様の要求に合わせてオーダーメイド製作できるのがKURODAの強み。自動車業界を中心に長年の実績を積み上げてきました。
精密ギアなどの高精度な加工・計測に欠かすことのできない製品です。
ハイドロリックツールの導入事例
半導体関連 | ファインセラミックスの加工 |
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自動車 | トランスミッション部品の歯車加工や検査など |
産業ロボット | アーム関節部の歯車加工や検査など |
工場生産ライン | アーム部分などの加工 |
建設機械 | モータ・減速機の歯車加工や検査など |
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測定装置
KURODAの精密技術の結晶
ものづくりの原点 “より精密に測定する” を体現する表面形状測定装置(商品名:ナノメトロ®)は、当社の精密技術の結晶とも言える製品です。独自の解析ソフトウェアでセラミックスプレートやラッピング用テーブルなどの円盤の測定結果を最適に評価します。「限りなく誤差ゼロを追求し、より正確に測定する」黒田精工の挑戦は続きます。
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測定装置の導入事例
半導体関連 | ステージなどの平坦度測定 |
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テレビ | 液晶基板の平坦度測定 |


KURODAのコア技術である
精密加工と精密測定技術を
一つに集結させて、加工から
計測まで「精密」に関する
トータルなソリューションを
提供します。